し志5風と光のアクティビティ1 2 3 4「いわき七浜海道もいいけれど、浜通りでは海から30分も走れば、緑に囲まれた里と山の風景のなかに溶け込むことができるんです」と語るのはレンタルサイはやてクルショップ「颯さんだ。店は弁天島のすぐ近く、いわき市の四倉海水浴場に面したところにある。2022年にこの店をオープンした木村匡志さんは、すぐにこの店の海と山を同時に楽しめる立地の良さに気がついた。わずかに自転車を走らせただけで、車も信号も少ない、サイクリングにうってつけの気持ちのいいロードがあることに自分自身が驚いたという。自転車をレンタルしたお客を山のほうに案内することもよくある。そんな木村さんが勧めるのが川内村へと向かう国道399号だ。川内村からさらに葛舘村を抜け、山形へと至る道である。脇道はさらに車が少なく、田園や森を気持ちよく走り抜けていく。風景は時間の経過とともに色を変え、日本の田舎の自然美をひとりじめできる。399号が通る葛尾村の「葛尾村復興交流館あぜりあ」でも自転車をレンタルできる。葛尾村では自転車の公道ロードレース「ツール・ド・かつらお」を毎年まさサイクル」の店長、木村匡よつくらいいたてかつらお開催している。ただしこれは山あり谷ありの本格的なコースで、ちょっとしたサイクリングとして楽しむには高低差がきつい。お勧めは葛尾川に沿って走る県道253号だ。尾村、飯木立を縫って進む谷あいの道は車もほとんど通らず、点々と小さな田んぼが現れ、絵に描いたような日本の優しい自然が広がるロード。新緑の季節はもちろんだが紅葉の季節はとりわけ美しい。塩屋崎灯台一般公開(有料)されており、日本に16基しかない上まで登ることができる灯台。「日本の灯台50選」にも選ばれている。アクアマリンふくしまいわき市小名浜港にある東北最大級の水族館で、暖流と寒流の出あう福島の海の環境を水槽で表現しているのが最大の特徴。福島の海の豊かさを理解できる。颯サイクルいわき市の四倉海水浴場に面するレンタルサイクルショップ。ツアーガイドも行っている地域のサイクル文化の拠点。葛尾村復興交流館あぜりあ村民のための施設だが、ここで自転車のレンタルができる。マップをもらいお薦めのコースをきいて、ここを起点に葛尾村を自転車で散策する。1 のどかなサイクリングが楽しめる葛尾川に沿った県道253号。2 四倉から川内村に向かう途中の木村さんお薦めの快適ロード。3 海辺と山へのサイクリングの拠点の一つ、颯サイクル。左が店長の木村匡志さん。4 国道399号線の寄り道スポット、今は廃校となっている、いわき市の小川小学校戸と渡わだ分校。どこか懐かしさを感じる。
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